標高差:268m
累積標高差:275m

2016年05月16日(当時67歳)


日本二百名山に戻る

福島県檜枝岐村
登り:41分、下り:32分
コースタイム:1時間30分
(休憩時間含む)
ウィキペディアから
  日本の中央分水嶺である帝釈山脈の中央に位置し、かつては、奥深い山で幻の名山といわれた。
現在は檜枝岐村から馬坂峠登山口までの林道が開設され、登山口から約1時間で登れる山になった。
  山頂からは、東に那須岳、南に女峰山、男体山、日光白根山、西に至仏山、燧ヶ岳、北西に会津駒ヶ岳が
見渡せる。
6月中旬から7月上旬にかけて、馬坂峠登山口や山頂から田代山への稜線の針葉樹林下には、
オサバグサの群生が見られる。
Road Map :R352を檜枝岐村から馬坂峠への林道を走り、馬坂峠の駐車場に至る。
Route Map:馬坂峠の登山口から山頂を往復する。
日本二百名山』 馬坂峠からの登頂は簡単であったが、檜枝岐村からの荒れた林道走行14.5kmは大変だった。
帝釈山
  本来は田代湿原を通って帝釈山へ登るのが本筋なのだが、明日の天気の悪化予報で急遽、最短コースの馬坂峠から登ることになってしまった。 2千mを越える山なのに、余りにも簡単に登れてしまい、もう少し時刻が早ければ田代湿原まで足を延ばしていただろう。
今日の温泉
  日帰り温泉を探すのに時間を費やするのは嫌なので、500円の入浴料に釣られ直ぐに入浴する。 この辺りの温泉は500円が一般的になっており、高い温泉も安い温泉も無かった。
今日の寝床
  道の駅 ”たじま”まで走り、車中泊とする。 明日が雨なら一日アイドル日として残り
2山を消化したいが、アイドル日を何で暇潰しするかが問題だ。

今日の行動
  二岐山に登頂後、ラジオの天気予報を聞くと明日から天気が崩れるらしい。ならば今日中に、もう
ひと山登っておく方が得策だと判断し、帝釈山に車を走らせる。 帝釈山への登山口はもっとも簡単に
登れそうな馬坂峠からとしたが、馬坂峠までの林道が通行出来るかどうかは行ってみないと判らない。

123〕帝釈山 (2,060m)
たいしゃくさん
林道は馬坂峠まで14.5kmの距離があり、その間には落石も多く、
タイヤのバーストを気にしながらの冷や冷や運転であった。
こんな林道2度と走りたくはない。
檜枝岐村から舗装道を入って行くと地道に変わる地点で ”通行止”の
ゲートが出て来た。 残雪も無いし、ゲートも横にずらしてあるので、
ここは通行可と判断、気にせずに進入する。
登山口の気温は16℃、13時32分に登り始める。
馬坂峠の駐車場には立派なトイレがあったが、施錠されており利用は
出来なかった。 明日の天気が心配で今日中に登ってしまうことに
したのだが、ガスが上がって来て真っ白になってしまった。
雨さえ降らなければ登ってしまおう。
登山道と言うより遊歩道的に良く整備されていた。
マイナーな登山道と思っていたが、やけに良く整備されていた。
これだけ整備されておれば、少々泥濘んでも
問題は無いだろう。
ところが整備されいない所は木の根っこ
剥き出しの自然道であった。
展望の利かない道であったが、展望が開けると ”田代山”だろうか? 高い山が見えた。
ガスがここまで上がって来た。 山頂ではどんな状態になってしまうのか、心配だ。
1時間以内が目標だったが、たったの41分で
帝釈山”(2,060m)に着いてしまった。
整備された道とは裏腹に自然道は荒れ放題。
山頂からは360°の大展望。 栃木の山友からは ”田代山湿原”には
行っておくべし。 の助言があったが、今日は時間的に割愛しておく。
展望は良いのだが、山名が同定出来ない。
”会津駒ヶ岳”方向を見ていると思うが、特定出来る山が見当たらない。
南方向は ”女峰山”を起点に日光の山々を同定することが出来た。
ガスの上昇は中腹で止まってくれている。
これも南方向に見えた頭だけを覗かせている
”日光白根山” 手前の諸々の山の名前は判らない。
全ては遠景過ぎて展望としての面白さに欠ける。
遠望ではあるが ”燧ケ岳”は格好良い。
”至仏山”が樹木に隠れてしまったのが残念であり、”平ヶ岳”は遠過ぎた。
”田代湿原”が見えないものかと北東の方向を見てみたが、湿原はまったく見えなかった。
白く禿げている個所に湿原があるのかも知れない。
誰も登って来ない(既に下山しているのか)ので、自分撮りをして
ガスの上がって来ない内に下山する。
自然道の下りも問題無し。
林道走行は大変であったが、登山道は簡単に往復出来た。
整備された道と自然道が交互に出て来るが、
割合としては整備された道の方が長い感じがした。
本当に歩き易く、上手に階段道が作られていた。
たった32分で ”馬坂峠”の駐車場に戻ることが出来た。
峠ではガスの中に入ってしまったが、山頂でガスに
包まれなかったのはラッキーだった。
下りとしても終始、歩き易い道だった。
林道入口近くに左の案内板があったので、その”燧の湯”に入浴する。
今日の温泉
2016年春の遠征
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